私も含め、オリンピックの男子サッカーの準決勝をご覧になって寝不足の方も多かったのではないでしょうか。
しかし寝不足なんて言っていられない日。8月11日 大阪ダービー。
この日は1年間のリーグ戦の中で、最も気合いが入る日の一つ。
これまで何度も観戦してきた大阪ダービー。
もう10年近くも前のガンバチアへ入る前のこと。初めての大阪ダービーはホーム万博での試合で、このときに「大阪ダービー」という呼び名も含め、そういった非常に重要な試合が存在することを知り、
そしてその次に大阪ダービーを観戦したときには、互いのチームの応援の熱さに圧倒され、この大阪ダービーという試合が大きな意味をもったものであるということを身をもって知りました。
そしてガンバチアへ入ってからは、自分も皆さんの目の触れる場に出させて頂くということで、また違った意味で気合いの入る試合となりました。そして今年、お気付き頂いている方もいらっしゃるかと思いますが、私たちは試合中にスタジアム内の端で一緒に応援をさせて頂いています。あの場所では、今まで聞ける機会のなかった、たくさんの「生の声」を聞くことができます。例えば今日は、私たちが応援場所に着いた瞬間に、セレッソ大阪の2点目のゴールが決まりました。 やっぱり相手チームに得点を決められると下を向いてしまうこともあります。でもそんなときにも止むことなく聞こえてくるゴール裏からのチャント。そして個人個人の声。まだ小さなお子様サポーターの必死の叫び。こういった声は私の心を大きく揺さぶります。
そしてチアの動きに合わせて応援して頂ける方、応援の帰りにハイタッチの手を差し出してくださる方、「お疲れ!ありがとう!」と声をかけてくださる方。大きな心の栄養となり、とても感激しています。いつもありがとうございます。
加えて今年は、「サポーターの方と一緒に」ということが少しずつ実現できている気がします。 私がガンバチアに入った2008年には、”まだ一緒に応援できるほど、私たちの存在はサポーターの皆さんに受け入れられていない”というのが現実でした。多くのことがまだ「時期尚早」と言われ、実現できないことが多くありました。そんな歯がゆい経験があったこともあり、今年は少しずつサポーターの皆さんと一緒に何かができること、声を出せること。本当に幸せです。
さて今日のセレッソ大阪戦、私の中では2011年のACL決勝トーナメントでの敗戦の悔しさが頭から消えず、絶対に負けたくなかった試合。 気付くと、「神様、一生のうちの3回のお願いです、勝たせてください」と手を合わせている自分がいました。3回っていうところが欲深いんですけどね笑
結果は悔しいドロー!でも今日のガンバ大阪はすごく期待を抱かせてくれましたよね?!2点を追うところからの同点、ガンバ大阪に復帰された家長選手の待ちに待った登場!最後の怒濤の攻撃! 勝てそうだっただけに悔しさはありますが、最近流すことの多かった悔し涙は不思議と出ませんでした。 そして大雨に見舞われたハーフタイムのパフォーマンスも私たちなりに納得のいく演技ができたと思っています。(雨がひどくて写真は撮れなかったんですが;) あ、そうそう、ハーフタイムに引き続き、後半の応援時にも降った大雨。雨にずぶ濡れだった私たちを見て、「ガンバチア可哀想…」という声も頂いていましたが、、ご心配ありがとうございます。私たち、皆さんが思われているよりも至って元気でしたよ(^^)! メンバー同士で顔を見合わせたとき、控え室に戻ったときは、笑い声と笑顔があふれていてみんなすごく楽しんでいたんです☆だって、私たちガンバ大阪が好きなんです!!雨でも晴れでも応援したいんです!!
油断できない試合はまだまだこれからも続きます。今まで流してきた悔し涙や悔しい気持ちを決して無駄にはしないように。私たちも全力で前へと進みます。 どうかサポーターの皆さんも、下を向かずに一緒になってガンバ大阪を後押しして頂けますように。それでは今日は大雨で体もすごくお疲れになったことと思いますので、ゆっくりお休みください。
Marisa.xx